2011-04-16

環境教育 #1

昨日で、要請内容にあった小学校7校での授業を終えました。
といっても、第1回目がです。
生徒は7校、17クラス、400人以上。
これでも、各学校5年生のみに絞ったのですが。


Trial farm Government school


本来なら全校生徒を対象にしたいけど、受け持つ学校が多い。
それに大勢にやって浸透性が低くなるので、
1クラス20~30人を対象に行なったほうが、
効率は悪いが、浸透性は高そう。
その代わり、長期休暇で他学年をカバーしたい。
それでも、低学年の扱いは困る。
何せ、英語が分からないのだから。

ベリーズの教育で一番問題なのは、公用語の英語。
オレンジウォークでは、大半がスペイン語を話すのに、
英語で勉強をするから、理解力が怪しい。
今回の授業でアンケートを取ったが、
5年生でもスペルミスが多発し、中には英語になっていない子もまれにいた。
なので、低学年用に言語を使わない環境教育を考えないといけない。

食堂 @Trial Farm



第1弾の授業内容は、
以前にブログで紹介したので参考ください。

17回の授業を行なう中で、授業内容が少しづつ変化しました。
改良に改良を重ねて行くと、原稿が訂正でいっぱい。
それでも、自分が伝えたいことが表現できず、誤魔化したことがいっぱい。
今は英語がすぐに出ないから、
授業で話すことをすべて文章にしてチェックをしてもらっている。
それだけしても、完璧には程遠く、改良の余地が...

自分でわかる範囲のことはできるだけ反省して、向上をしようとしているが、
どうしてもサボったり、誤魔化して逃げてしまうことがある。
それに、自分が分からない範囲をどうやってフォローするか疑問。
自分にはカウンターパートがいないので、授業はいつも一人で訪問。
学校では先生が付いてくれたり、いなかったり。
誰が客観的に評価してくれるのか?
アドバイスしてくれるのか?

協力隊の研修で、客観的な評価を得ることが難しいことは学んだが、
しみじみと感じた、この2週間だった。
生徒からは、フィードバックと振り返りを兼ねたアンケートを実施しているが、
自分をしっかり評価するには不十分だし、
400枚以上を処理するだけでもたくさんの時間を浪費する。
直接、先生の評価を聞くのがいいかも知れないが、
お世辞と言うか、好評か言葉しかもらえない。

よそのクラスで、先生が生徒に、
「彼は英語が第2言語だから、発音やアクセントに問題があるからよく聞くように」
と言っていた。
まあ、ごもっともな指摘です。
でも、本人がいる前で言わんでも。
しゃべるのはともかく、聞くのは向上してますよ♪


最近、思うことは他の先生達の授業を見て、
どんな英語表現を使うのか?
どうやって子供と接するのか?
など色々と学びたい。
そもそも、人に教えることを学んだことないのだから、
今からでも学び始めたい。

草むしり @San Francisco R.C. school

でも、明日から学校は17連休。
もちろん、学校隊員も17連休で...
役所は4連休です。
学校隊員と似たことをしても、役所隊員だから休みなし。

2011.04.15 金曜日 15:20

2 件のコメント:

  1. 今度カレーみたいやつは美味そうだな!!

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  2. これは美味しかった。
    ちなみにベリーズでは中華料理屋でカレーを食べれるけど、
    全く別物で美味しくない。

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