2011-10-26

Hurricane Rina

ただいま、ベリーズにハリケーンが接近中。
今年はまだ一度も来ていない。
予測的には、ベリーズに直接ヒットはしなさそう。

ベリーズは低地と湿地が多いために、ハリケーンなどは大問題。
事実、首都を変えざるを得なかった歴史さえある。
世界で天気に負けて首都を移動した国はあるのだろうか?
それほど天敵であるハリケーン。

個人的には未だ経験がないから、直撃を経験してみたい。
そんなことを職場の人とも話したら笑われた。
実際に、ハリケーンが来れば、
近所の川は増水し、川近くの家は避難しないといけない。
不謹慎ではあるが興味に勝るものはない。

さてベリーズでは滅多にこないハリケーンだけど、
ニュースで見るといつもカリブ海諸国をハリケーンが通過する。
って言うことは、同期は何回もハリケーンの被害にあってるのかな?
島国だとなおさら被害が大きそう。


とりあえず、現在の天気予報。
日本のサイトでハリケーンの近況は得にくいので、
ベリーズのNEMOと言う機関のサイトより。


NEMO(http://www.nemo.org.bz/)

天気画像
日本のサイト(MSN)

2011-10-25

ただの酔っ払い

書き忘れの日記を発見。
これは先週の木曜日の話かな?

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201年10月20日

本日は、50分×3回の授業を行ないました。
最近は、新しい学年に、継続して行なっている学年、アートクラブなど、
微妙に幅が広がったせいで、授業の準備がめんどくさくなってます。


今日行った場所は、あまり受けいられていない学校で、
最近になって、条件付で授業をすることになりました。
授業内容は過去のネタをもっと質をあげるだけでいいけど、
条件があるせいで無駄に緊張しました。

各学校で環境教育を始めて思ったことは、
本当に学校側にニーズがあるかと言うこと。
今は2週に1回、いくつかの学校に授業をしに行ってます。
つまり月2回、他の授業の時間を奪って授業をしてます。
特に自分の専門が化学だったせいで、理科の時間に授業をします。
この国では理科のウェイトは大きくなく、週に2、3回しか時間がありません。
そんな貴重な時間を、中途半端な自分が授業をすることに意味があるのか??
現に、今日の学校では打ち合わせのときに、
環境教育によって理科の時間を妨げなくないと言われた。


自分の任務は学校で授業をすること。
学校はカリブ海諸国の統一テストでいい点を取ること。
自分が環境教育を教えることは単なるエゴである。
なぜなら、それが自分に与えられた一番分かり易く簡単な仕事である。
もちろんそのエゴを通す代わりに、子供達のためになる授業を考える。
でも現実は、自分が受けられることも受けいられないこともある。

今はやりたくないことやめんどくさいことを避けて、
とりあえず、授業をすることで活動しているフリをしている。
もう直ぐ、1年が経つのに、進歩のない自分に驚き!!
この国で自分は何を得て、何を残したいのか曖昧だ。

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この日は同僚と仕事を抜け出し2時間もバーでビールを飲んでました。
そのせいで、日記の文章がグシャグシャだった。
たまにの息抜きってことですみません。

2011-10-12

離島の食料危機

離島は常に食料や飲料水の危機に見舞われます。
小さな離島では商店がないため、各家庭のストックをしないと行けない。
離島の厳しさを感じたのはトカラ列島だったけど、
今回の舞台は南大東島。

南大東小中 給食底突く
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-09-17_23548/
欠航で食料不足
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20110919rky00m040004000c.html


台風15号が問題みたいだけど、日本を離れると
台風15号がどんなものか実感が沸かない。
日本のニュースはすべて遠い存在に感じてします。


南大東島と言えば、離島マニアには外せない島です。
何せ、離島への上陸方法が他とは違う。
南大東島は思った以上に大きかったけど、小さな島です。
そのなかに、空港があり、ホテルもあり、商店も、ゴルフ場もある。
島へは週数便のフェリーか毎日運航される飛行機と
アクセスは便利なのか不便なのか?

正直言えば、南大東島で食料不足が起きるとは思わなかった。
物資が約2週間運搬できないだけで、こんな危機になるとは?
トカラ列島で同じことが起こっても、食料不足が起きないと思う。


島とは本来、生存において不利な条件が集まった環境であるはず。
それなのに、人は近代技術を駆使し過酷な条件を打ち消してしまう。
人はどんな環境下でも、同じ快適な環境に作り変えることができる。
これは他の動物とは大きくことなる。
我々は環境に順応するのでなく、環境を我々に合わせてしまう。
それは確かに自分も望むことではあるけど、
そのために危機感を無くした者に、突然の自然の猛威には勝てないであろう。

便利な社会ほど不便なことはない。

歩くのは観客、風変わりな演劇 岡山・犬島

宮本常一をご存知でしょうか?
民俗学者であり、特に離島などを歩いた人。

Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E6%9C%AC%E5%B8%B8%E4%B8%80



離島内はできるだけ歩き、島民に島のことを聞くことが
自分なりの旅のスタイルと決めて、今まで離島を旅しました。

離島に目覚めてからは、色んな書籍を読んだ中で、
宮本さんともう1人の人の離島への接し方にあこがれて、
2人の書籍を集めました。

宮本さんの影響で一時は民俗学に興味を持った。
何故なら、宮本さんの本は一般書籍ではなく専門的な部分が濃いため、
宮本さんが見た世界を理解するには知識が無さ過ぎたから。
民俗学を学べば、本をもっと深く理解できるし、
離島を旅する時に多くの視点で見ることができると思った。
そう思ったときに、自分は島をただ旅するのではなく、
島の生活や文化など民族史的なことを学びたくて旅をしていたことに気づく。


そんな宮本常一を題材にした演劇が犬島にて行なわれた。
http://www.asahi.com/showbiz/stage/theater/OSK201110060150.html
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001110070001

観客が移動しながら見る演劇も面白そうだけど、
何より宮本常一をどう表現するのか見てみたかった。

2011-10-11

危険地帯が生物多様性を守る皮肉

面白いなって記事を発見。
タイトルから『危険地帯=鬱蒼と茂る密林』と考えて読んでみたら、
『危険地帯=国境付近、軍事基地』のことみたいで、
確かに危険地帯!!


危険地帯が生物多様性を守る皮肉
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20111004/108626/?P=1


要するに、人がいなければ生物多様性は維持されるということですね。
日本の里山みたいに手を入れないと山がダメになり、
生物種が減ることもあるけど、
基本的には人が近寄らないのが一番だと言うこと。

軍事基地は、砲弾を使う演習場であれば自然はどんどん破壊されるけど、
銃器を使用しない演習場であれば逆に自然は保たれる。
わざわざ命を懸けて、危険地帯で密猟したり木を切ったりする人はいないから
外部からの侵入は皆無。

国立公園などの保護区も軍事基地並みに徹底すれば自然は守られると思うけど、
どの国でも、人材も資金も十分でないから維持されない。
世界の軍事費は無駄に多く、健康や医療、自然保護などに対する資金は少ない。
21世紀になっても変わらない、この問題は解決することがあるのだろうか?

危険地帯が生物多様性を守る皮肉から脱して、
普通に生物多様性を守ることができるには次の世紀を待つのかな?

2011-10-05

お知らせ『そらたね祭』

京都市北区の新大宮商店街で『そらたね祭』があります。
日にちは2011年10月22日(土)です。
商店が一日中騒がしくなること間違いなし!
自分も行きたいけど、行けないので紹介だけで終わります。


ちなみに、このお祭には一度も参加したことがありません。
2年前に京都に住み始めたときは知らなく、
1年前は活動拠点に住んでいたけど、研修で行けず、
今年は日本にいないので行けません。
来年も日本にいないから行けません。
ってことで、お祭をリアルには知らない。


でも、お祭りが始まる直前ぐらいまでは活動拠点で居候していたので、
スタッフの裏仕事は多少は見てきました。
殆どの人が京都の学生で、自分を表現できるものがある人の集まり。といった感じです。
でも一芸がなくても、裏でしっかりと働く学生ばかり。
みんな、来てくれた人に楽しんでもらおうと必死で、夜遅くまで活動している人もいました。

京都に来て、一番思ったのは、文化に力を入れている人が多い。
京都は学生が多いからかも知れないけど、活動的な学生がたくさんいる。
そんな学生や元学生が力を合わせてたった1日のために多くの時間を費やしている、
『そらたね祭』は楽しくないはずがない。
また会場がある新大宮商店街の方々の温かい協力もあり、地域に密着したお祭でもある。

自分が学生であれば、何らかの形でメンバーの中に入りたかった。
去年は、全然協力をしていなかったけど、こっそりと輪の中に混じれて楽しかった。


ぜひ京都周辺の人や観光に行く人はお祭に立ち寄ってください。

『第9回そらたね祭』
2011年10月22日(土)
http://homepage3.nifty.com/sin-oomiya/
※そらたねのHPが無くなっていたから商店街のHP

2011-10-04

授業再開中

先々週より、環境教育の授業を再会しました。
それに伴い、学校のMAP作りを開始。


San Jose Palmar R.C. school


9月は新しく学年が変わったことと独立記念の関係でほとんどすることがありませんでした。
独立記念日が終わって以降、アポを取って校長と今後の予定を決めたわけですが、
前回行っていた7校の中で、難色を示す2校、快諾してくれる4校、未だ校長に会えない1校があります。
難色の2校は、なぜ難色なのか?
前回までの授業がダメだったせいなのか、それとも別の理由が?
たぶん後者。
それに、未だに教育省との問題も未解決。
これは役所と教育省の問題なので、解決してもらうことを望む。


Trial Farm Government school

授業と言えば、今、数種類を同時並行で作ってます。
主に、昨年からの生徒用と今年からの生徒用の2つ。
細分化すれば、もう少しあり。
どれも納得できるシナリオが作れずに、時間ギリギリになり、練習不足で本番に臨みます。
それに加えて、学校のアートクラブにも参加することになりました。
最近は、『環境メッセンジャー』『絶滅危惧動物』『新聞紙おりがみ』のシナリオを作ってました。

環境教育で一番苦痛なのは、苦手な英語を使って人前でしゃべらないといけないこと。
おかげさまで、精神的に疲れる日々が再開しました。
苦手克服中の自分のために付き合ってもらっている生徒に申し訳なく、日々、子供に楽しんでもらおうと考えてます。
ただ主軸や伝えたい思いが明白でも頑強でもないため、回を重ねるほどブレが生じる。
最初に作った予定表は、もう一切役に立たず。


Tapir @Endangered animal


やるべきこともやりたいこともはっきりとわからず、それでいて不安ならない。
どうにかなるし、どうにかならなくても期日は来る。
自分らしさから抜け出ない自分に関心。

Fireworks