2011-09-30

独立記念日

もう一週間以上経ってしまいましたが、
独立記念日の式典の様子を紹介します。


ベリーズの独立は1981年09月21日。
今年が30周年になります。

確か、アメリカ大陸で一番遅い独立。
独立前はイギリス領ホンジュラスと言う名前なので、
自分よりも年上の人なら馴染みがあるかも(?)。

独立記念のセレモニーは町役場の前で道路を封鎖して行なわれます。
セレモニーの開始は09月20日23時。


09月20日夕方 会場設置中

招待者は町役場の2Fに入ることができます。
エントランスでは、セレモニー後の会食準備が出来てました。
会食と言っても、軽食でご飯が不味くビールをひたすら飲む。

09月20日23時前 会食テーブル

09月20日23時過ぎ セレモニー開始せず

予定時刻から10分後

予定時刻より遅れて開始

セレモニーは色んな人の祝辞的なものが続き、
09月21日00時に、日付が変わるのと同じぐらいのタイミングで国旗を掲揚し、
その後、花火が盛大に上がりました。
花火は町役場の屋上から打ち上げていたので、
階段を降りて役場前で見ると、灰がもの凄く降ってきた。
今まで花火を真下から見ることがなかったけど、色んな意味で不正解!
2Fに戻ったら、今度は振動と音で迷惑。


セレモニーが終われば、舞台はDJが現れ音楽がバンバン。
でも、恥ずかしがりのベリーズ人はただ聞いている人が多い。
本来はダンスをしたり、盛り上がる時間なのに、
ベリーズ人はあまり盛り上がらない。
中米のイメージは陽気で騒がしいと思っていたけど...

2011-09-28

統計の本質は?

昨日は半日も使って、統計を教えていました。
統計はあんまり好きじゃなかったから苦戦。
高校生の頃なら解けたかも知れないけど、過去の栄光か...


今、同僚の2人が大学の通信教育で会計か何かの勉強中。
通信教育の科目の中で統計があるみたい。
統計と言えば、高校の数学で、ただ確率変数や標準偏差など定義のみ教えられた。
これが困ったことで、統計の使い方や意味など統計としての本質は学んでない気が?

数学は直感的に解けたから、あまり公式や定義を覚えていない。
そのせいもあって、統計を教えるにあたって、公式や定義を調べることから始めた。
数学の中には、日常から外れたものが多いが、統計は日常にも使おうと思えば使える。
その代わりに色んな数学者が色んなアプローチを考えた。
そのせいで、定義や公式が多い。

公式を見れば一応意味は分かるけど、
一部を抜粋して作った問題やただ公式を当てはめるだけの問題を解いても、
実際の業務にはあまり役に立たないと思う。
公式と解き方さえ覚えれば、本質を理解しないでも良いというやり方は、
日本もベリーズも同じなのかな?



それにしても、半日が...
英語で数学を教えるのを理解するのも大変!!

2011-09-24

パレード

先週の金曜日は、各学校がパレードを実施しました。
独立記念日の前後にあるイベントです。
独立記念日は終わったけど、町にはまだ国旗が至るところに!
うちのも、まだ外してません。

そんなことで、ちびっこのパレードを写真にて紹介。













ほぼ1カ月に渡って、祝われる独立記念。
日本にはないので、いい経験!!

2011-09-16

ベリーズからカンクン、メリダ

ベリーズ発カンクンとベリーズ発メリダのバスの詳細の情報を新聞にて入手。
往路は以下の通りだが、復路はADOのサイトで調べてください。
ちなみにベリーズを基点に考えてます。
今までに比べると、ベリーズを出ることも入ることも楽になりました。
いちいちチェトマルを経由しないでいい。
日本からなら、カンクンまで飛行機で来て、バスに乗ればOKだから早いし楽♪
これで少しはベリーズに観光客が来るかな?


両バス共に座席数45。
3都市(ベリーズシティ、オレンジウォーク、コロザル)にて15席ずつ席が用意されている。
残り15席は3都市の窓口にて購入(窓口不明)。



《ベリーズ発メリダ行き》
通称:The Hospital Route
ルート:
 Belize City 20:00
 ↓Orange Walk
 ↓Corozal
 Merida 6:15
値段: 
 Belize City  Bz$79
 Orange Walk Bz$69
 Corozal Bz$61

《ベリーズ発カンクン行き》
通称:The Airport Route
ルート:
Belize City 20:15
 ↓Orange Walk
 ↓Corozal
 ↓Playadel Carmen
Cancun 空港、バスターミナル
 ※帰りのみTulum経由
値段:
 Belize City  Bz$79
 Orange Walk Bz$69
 Corozal Bz$62

2011-09-14

授業再開に向けて

2ヶ月わたる長い夏休みも明け、今は独立記念一色のベリーズです。
最後に授業をしたのが6月の頭なのでかれこれ3ヶ月も授業をしてません。
そして、再開は10月になりそう。
4ヶ月もブランクがあると正直、キツイ。


そんな訳で、先週から電話でアポを取って、
学校に訪問して、校長と今後のスケジュール等を決め始めました。
ただ、新学年と独立記念で校長も忙しく、なかなか会うこと困難。
独立記念日以降に授業を再開したかったけど、
独立記念日以降にしか会えない校長も。


グアテマラ直輸入花火



そんな中、直ぐに会ってくれる校長がいたので訪問。
でも、門前払いされ、
警備員が校長からの伝言で教育省の地方事務所に行くことになった。
よく分からないけど、行くように言われたから行くと、
職員の方も、何故来たのか理解できないようで、
少し話した結果、言われたのが
『環境教育をする許可を採っているの?』
まあ、知らないしたぶんない。
自分の仕事は町役場の意向である。
でも、教育省側は全く知らなかったみたい。
責任者がいなかったから、また教育省の事務所に行ってこなければならない。


役場の意向が勝つのか、教育省が勝つのか?
まあ、どうなってもやることは探せば出てくるからいいけど...



7つの学校で、友好的な学校があれば、非協力的な学校もある。
個人的には友好的な学校でクラブを作ったり、色んな学年に授業をしたい。
行く学校が指定されているのは便利だけど、不自由でもある。

2011-09-10

コンポストを検討してみる

コンポストは個人的にめんどくさいから活動の範囲から外す予定でした。
実家では、庭に穴を掘って埋めるという簡単な方法を取ってますが、
庭の無い家庭では明らかに手間がかかる。


我ら環境教育隊はそれを普及させようと頑張っている人がたくさん。
日本人である自分でさえめんどくさくてやりたくもないコンポストを、
やりたいという現地人はどれだけいるのか?
いたとしてもその比率を考えれば、無駄でしかないと思う。


そんな訳でしたが、受け持つ学校2校でこれからコンポストをプロデュースする予定です。
1校はビニールハウスを持つがコンポストがない学校。
もう1校は家庭菜園と間違ったコンポストをもつ学校。
コンポストを実施する目的は、ゴミを減らすとかエコとかじゃなくて、
子供達に生き物の循環を学んで欲しいから。
これか環境教育者と言うより、科学者としての思い。



そこで色々と調べて見ましたが、どの手法を採用しようか決め手にかける。
・高倉式
・ダンボール
・コンポスター
・EMぼかし
・ミミズ
・密封式容器
・生ゴミ処理機
などたくさんの手法があります。


今考えているのは、
ダンボールを使った高倉式に近いものか、
コンポスターの原理を利用したもの。
機械は故障すれば終わりだから不採用。
嫌気性は臭いと時間がかかるので、これも不採用。
好気性で出来るだけ手間がかからない方法で行ないたいと思う。
いくつか提案をして、先生と決めていこうかと思う。


我が地域の土は石灰質なので、
コンポストには土を用意しないといけない。
その土を購入するのか、どこかから採集するのか?
考えると面倒なので、
さっさと先生と相談したいと思います。

2011-09-07

清掃活動

先週の土曜日に衛生課主催の清掃活動に参加してきました。
情けないことにただ参加しただけで何もしませんでした。
今回得たことは、衛生課の清掃活動の流れです。
ってことで、自分のために振り返ってみます。


日時:2011年09月03日(土曜日)08:00~11:00
参加者:100人(地元の高校3校より)
清掃範囲:独立記念日のカーニバルコースと周辺


08:00 集合
 集合場所は役場の軒下。
 多くの生徒と引率の教師がすでに集合。
 課長と教師が清掃場所の打ち合わせ。

08:30 挨拶
 課長からのあいさつ。
 大型トラックの音で聞き取りづらい。
 手袋がなく、至急スーパーへ。
 手袋はビニール製の使い捨て。

09:00 清掃開始
 学校ごとに担当地域に移動。
 生徒は片手に手袋、片手にゴミ袋の装備。

09:15 ?
 謎のドライブが数回。

09:30 買い物
 水と氷の買出し。
 各学校へ差し入れに行く。

10:30 買い物2
 一部の学校はすでに終了。
 ジュース、サンドイッチの買出し。

11:00 終了
 ジュース、サンドイッチの配布。
 配布後自由解散。
 一部の学校は買出し中にすでに解散。

11:30 帰宅
 大量に余ったジュース、サンドイッチを貰う



今までの経験と今回のことで分かったことは、
 ・ベリージアンの参加者は時間を守る人が多い
 ・ベリージアンの主催者は時間を守らないことが多い
 ・イベントの運営がメリハリが無くても問題はない
 ・謎の時間を待つのは得意である
 ・任務を終えたらすぐに帰る
 ・用意した飲食物は大量に余る
 ・学校によって参加者数が圧倒的に違う


前のブログにあったように、もっと真剣に清掃活動をしようと思いましたが、
メキシコから帰ってやる気が半減した上に、
衛生課課長となかなか会う機会がなく、この企画に一切ノータッチでした。
それどころか、この日に違う地域であるカーニバルを見に行こうかと検討まで...
清掃活動のもう一つの目的である、高校でのゴミ袋推進は一切実施せず。
最近、サボりが続いてます。


ゴミ拾い中

ゴミ拾い中

飲食物

配布中

2011-09-02

ベリーズからメキシコへ

このたび、メキシコのバス会社ADOがベリーズでも営業を開始しました。
詳しくは、以下の記事をお読みください。
http://www.ctv3belizenews.com/economy/741-ado-provides-runs-for-belizeans.html


記事の内容によると、ADOは2路線を出します。
1.ベリーズシティー→カンクン 
            08:15p.m.             07:00a.m.
2.ベリーズシティー→メリダ
            08:15p.m.             06:15a.m.

共に夜行便となりますが、いちいちチェトマルで乗り継ぎをしたり、
国境でバスに置いてかれる心配は無さそうです。
また、この逆路線もあれば、簡単にベリーズに来れるのではないでしょうか?
ベリーズはお金がかかる国として嫌厭されがちですが、
行きやすくなったので、環境客が増えるかな?


個人的には、ベリーズシティー→パレンケだと次回のユカタン半島旅行に楽だけど、
メリダでも十分に魅力があります。
でも、問題は夜行バスであること。
たぶん我々には使用許可が出ないであろう。
夜間移動の規制無ければ、是が非でも使いたかったのに。


カンクンやメリダに滞在している方はぜひベリーズまで足を伸ばしてください。
たぶん逆に戻る路線もあるはず。
途中下車できるオレンジウォークではマヤ遺跡ラマナイに行けます。
ボートで川を遡上するツアーは安くて楽しい。
そしてラマナイはかなり立派で好きです!!

2011-09-01

離島スタンプラリー

初の離島スタンプラリー
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/259781



離島活性化のニュース。
今度は大分県の離島。
今回の対象の島は以下です。

大分県内7島
姫島村姫島 
【津久見市】無垢島、保戸島
佐伯市】大入島、大島、屋形島、深島


この中で行った事があるのは、無垢島と保戸島。
無垢島はフェリーの本数が少ないので島でテント泊しました。
離島旅をしていると一番困るのがフェリーの本数がないこと。
場合によっては、絶対に島で一泊しないといけない。
一泊するとなると宿を見つけるのも大変だし、学生にはその都度泊まるお金はない。
そんなことでいつもテント泊でした。
ここのフェリーも他と同じで、島民が利用し易いように、
朝に島を出て、帰りに島に帰るようになっている。
自分の場合は、夕方に乗って、朝に帰らないといけないから、
島を旅するのに十分な時間がない。

自分本位で考えれば迷惑な路線ですが、
島の方達はこの路線しかない。
離島に住まない人は道路があって当たり前だし、
歩きでも車でもどこにだって行ける。
でも、島民は当たり前の道路が無くなるかもしれない。
フェリーは存続が危ぶまれるし、
気ままに島を出ることはできない。
フェリーは離島にとって生活路である。
そのためにはフェリーが黒字経営になればいいが...


無垢島であった人が言ってました。
「無垢島は字のごとく、垢が無い島。
 島民は垢が無く本当にいい人ばかりだ」って。
美味しそうな鯵を調子よく釣っているおじさんと話したのが6年前。
保戸島のことはなかなか思い出せなかったけど、
無垢島はとても思い出のある島。
島を旅するのに一番不可欠なのは、島民との交流。


スタンプラリーはもちろんきっかけであり、
今後、島に良さに魅了され、
たくさんの人が島に関心を持ってほしい。
そのためにも、この機会にぜひ足を運んでほしい。
特に大分県民は…


離島旅行の参考に
【おおいたの島巡り】
http://www.oitasima.net/