2011-05-28

環境教育 #2

#2は5月の前半の2週で無事?に終了。
だいぶ訂正を加えた後の授業内容を紹介します。

#1はEcosystemをトピックにしました。
#2はLitteringをトピックにしました。
#3はもう終わりですが、Litter problemsがトピックです。
#4は夏休みに向けて、Sustainabe livingをトピックにしてます。


授業の構成は、
(1)前回授業の簡単な復習
(2)ゴミの区分
(3)ゴミの分解時間の解説、クイズ、補足説明
(4)ポイ捨てに対する意識調査と問題提起
(5)アンケート


授業目的は、
・ポイ捨て行為を自覚させること
・ゴミには種類があることを知ってもらう
・ゴミはすぐに無くならないこと



(1)復習
簡単に前回学んだことを質問。
答えれる子が少なかった。
特にメインだったEcosystemと言う単語さえ怪しい。
イースターを挟んだせいで1ヶ月ぐらい空いたから仕方ない。


(2)ゴミの区分
区分の仕方は正直言えば色々あると思う。
今回は大きく、自然材料と人工材料の2つに分けた。
人工材料をさらに、有機(プラスティック)、無機(セラミック)、金属の3つに分ける。
 ※学生時代、この3つから有機材料を専攻した。
自然材料と人工材料(有機、無機、金属)の4つ細分化した後に、
子供達にゴミのカードを見せ、どこに属するか質問。
子供たちの正解率はひどく想像以上だった。
ダンボールを人工材料と答える子が多発したがまあ分かる。
でもダンボールが有機、無機、金属に当てはまらないと困惑。
なかなか自然材料と認識できないみたい。
ダンボールは木から出来ているから自然材料だと言うと納得。
スポンジは難題で金属、無機との答えが多かった。


ゴミカード


(3)分解時間
まずは分解時間について、落ち葉のケースを使って説明。
ゴミが分解することは分かってくれた。
その後の分解時間は滅茶苦茶。
落ち葉なら数時間とか数日と短い答えが多かった。
念押しに落ち葉のケースを説明した後にクイズを開始。
先ほど区分したゴミカードを子供に見せて、答えさせる。
学校によって沈黙になったりうるさかったりした。
でも慣れてくれば、いい感じに盛り上がった。
どんなゴミでも数週間、数ヶ月の答えが多かった。
いくつか問題をこなす中で、段々と答えが近づいた。
自然材料に対し数週間、人工材料で対し数十年、数百年と言い分けてくれれば成功。
中には全く逆の答えを言う子もいた。
クイズの後に、横線を引き、時間軸とした。
各ゴミの分解時間を時間軸上に線を引っ張り、関係性を分かりやすくした。
子供達に分解時間に関して気づいたことを言ってもらう。
以下の答えが出れば、成功で最後の解説を加えた。
『人工材料は自然材料に比べ、分解時間がとても長い』


板書


(4)ポイ捨て問題
ポイ捨ては悪いことか良いことか質問。
また、今までにしたことがあるか質問。
生徒はポイ捨てが悪いことだと分かっていても、ポイ捨てをする。
その原因を答えさせる。
怠惰、簡単、ゴミ箱がない、みんながするという答えが返ってくる。
今回はポイ捨てをやめさせるのが目的ではなく、
ポイ捨てが悪いことであり、原因も分かるのに行なってしまう現状を認識させること。
その上で、これは大人を始めみんなが行なっている悪い習慣であると伝える。
ポイ捨ての対応策は、ゴミ箱に捨てるか、見つかるまでキープすること。
簡単なことなのに何故みんな出来ないのか、両親に聞いてと言い終了。


合同クラス


(5)アンケート
今回は前回の2種類の良い点を取り入れ1種類のみ作成。
授業評価とふりかえりの項目があり、ふりかえりに重点を置いた。
授業評価は当然後半になるほど良くなった。
アンケートの集計は帰宅後に行なうが、2週間で400枚を越えるのでシンドイ。
しかし、子供が何を理解して、何がまだ分からないか見えるので必要。


タイトルが間違ったままのアンケート

2011.05.27 金曜日 9:15

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