2012-09-05

ユカタン半島旅行

7月にメキシコに12日間も行ってきました。
今回の目的はマヤ遺跡巡り。
今年はマヤ2012です。(マヤカレンダーで言う終末の年)
とは全く関係なしで、ただマヤ遺跡が好きだから。
 
 
 
今回はユカタン半島をメインに旅しました。
日本でも有名なチェチェンイツァーを始め、
エズナー、ウシュマル、コバ、トゥルムを回りました。
本当はウシュマルから近い、通称Ruta Puucと言われるカバーなどの遺跡も行きたかった。
旅行をしていてつくづく思うのは日本のガイドブックの情報量の無さと間違い。
日本のガイドブックは写真で誤魔化して、内容がなく役に立たない。
一応、参考にはしているけど、鵜呑みにすると残念な目に遭う。
 
メキシコのマヤ遺跡は有名どころもそうでないところも立派な建造物が残っていて驚かされた。
その一方で、遺跡の保護などがしっかりしているために興ざめだった。
ベリーズのマヤ遺跡は野趣に富む敷地の中にあるのに対して、
メキシコのマヤ遺跡は整然と整備された公園の中にある。
メキシコの遺跡を見て回ると、遺跡を再現したテーマパークや屋根のない博物館にいるような錯覚に陥る。
遺跡巡りは遺跡を見るだけでなく、その空間の雰囲気を味わいたい。
そういった意味で今回旅したいくつかのマヤ遺跡は残念だった。
 
一番がっかりしたのは、チェチェンイツァーとトゥルム。
広い範囲に立派な建造物がたくさんあり、よその文明の影響を受けた彫刻など見れて面白い。
でも、至るところにロープが張られていて遺跡に近寄るどころか、歩く場所さえ指定されている。
チェチェンイツァーは敷地内に露店や行商人が多く、気分良く遺跡巡りに没頭できない。
トゥルムは綺麗な海に面した遺跡で、絵的に素晴らしい。
遊歩道で区画整備された敷地はモニュメントがたくさんある公園みたいで残念。
 
逆に楽しかったのはコバ遺跡。
知名度は低いけど、野趣溢れる遺跡と珍しい形式の建造物。
敷地内をサイクリングして回るのは新鮮味があって面白かった。
近くには素晴らしいセノテもあり大満足。
 
次はカラクムル遺跡に行きたい。
ベリーズからならチェトマル、そしてカラクムル遺跡とアクセス的にはそんなに悪くない。
ただ遺跡を見て回るにはタクシーをチャーターしないといけないのが大きな出費。
マヤ遺跡巡りが好きな人が近くにいたら、割り勘できるのに残念。
でも、今行かないと日本からは遠い!!
 
 






 
 
それにしても遺跡の入場料は高い。
ユカタン州の遺跡は州に収める税金が入場料の倍以上する。
他の州なら500円前後で入れるのに、ユカタン州のみ1500円前後もする。
京都の寺の拝観料並みに大きな出費。

2 件のコメント:

  1. セノーテ、とっても綺麗だね。
    ベリーズも残り4ヶ月。色々見て回ってきてね!
    ブルーホールも見れたみたいでよかったね(^O^)/
    素敵な写真を見せてくれてありがとう!
    あねさん

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  2. あねさん、おひさ。
    そちらは日々、充実している?
    こちらは、残り期間が少なくて焦ってます。
    仕事も遊びも中途半端な感じ。
    ベリーズを発つ時に後悔がないようにしないと。

    写真は撮りすぎてデータがいっぱい。
    そのうち、写真の選定をしないといけない。
    帰国したら写真を持って遊びに行きます。

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