高校生は一足先に卒業式を終えました。
今回は7校中2校の学校から卒業式に招待されました。
その1校が昨日で、もう1校は明日。
正直、土曜日の昼間は困る。
でも、6年生は受け持っていないのに呼ばれたのは嬉しい。
来年は今の教え子5年生が卒業だから全7校から招待されたいな。
卒業式に参加するのは自分の高校の卒業式以来。
懐かしいですね。
最近、勝手きままに行動しているので、この日もぷらっと職場を出ました。
10時に出て、帰って来たのは17時。
しかもビールを6本も飲んで酔っていたから、怒られた。
日本人の印象が悪くなってすみません。
卒業式の会場は近くの複合センター。
日本と違い、学校に体育館がないから施設を借りるしかない。
翌日には違う学校の予約が入っている。
たぶん連日、ここは卒業式であろう。
会場 |
元イギリス領だったので、卒業生の服装はこんな感じ。
みんなデザインや生地が微妙に違うから市販品ではなさそう。
ベリーズではこういった晴れ姿や変わった衣装は親が作るみたい。
会場の装飾もそうだけど、みんなの手で作られている卒業式。
日本は厳かな式だけど、ベリーズは心温かい式。
卒業生 |
卒業生の入場行進は面白かった。
男女ペアが息を合わせながら、独特なステップで進む。
不慣れなペアは前のペアと大きな距離が空いていた。
女の子の中には、慣れないピンヒールに転びそうになる子がいて不安だった。
入場行進 |
卒業生は壇上に着席。
日本とはここが大きく違う。
日本だと主役の顔が見えないけど、ベリーズでは見える。
そもそも、日本では卒業生が主役ではないかも?
国歌斉唱前 |
国歌斉唱は若い先生の伴奏じゃなくて、アカペラに合わせて歌います。
この学校には音楽の先生が居るのに...
初めてベリーズでベリーズの国歌を聞きました。
日本ではネットで調べて聞いたけど。
それから卒業証書授与。
一人ひとり、写真を撮ります。
そして、その後にうっかりさんが卒業証書を忘れていく。
74人中5人が忘れた。
その度に、爆笑。
うっかりさん率が高いんじゃない??
授与 |
式の内容はだいたい日本も同じ。
先生やゲストスピーカー、卒業生の話。
卒業生、先生の表彰。
歌。
最後にひとつ大きく違ったことがあった。
それは、花を贈る。
造花で1輪の花だけど、各卒業生が舞台から降りて、両親に渡す。
花は先生が用意しているから、ただ渡すだけ。
それでも、見ていて感動ですね。
卒業生が主役で、親に感謝する、そういった良い卒業式でした。
日本のは単なる儀式にしか見えないなって改めて思った。
撤収 |
帰りに校長に誘われ、ランチ。
6年の担任と校長、副校長に自分。
5年の先生なら顔見知りで気軽なんだけど。
ランチ後に飲み屋に連れてかれ、ビールを飲む。
ベリーズの人はビールのお供がない。
セビチェで有名なお店なのにビールのみ。
結局、ギリギリに職場に戻り...
2011.06.17 金曜日 15:10
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