2011-06-18

卒業式

今週と来週は小学校の卒業式シーズンです。
高校生は一足先に卒業式を終えました。

今回は7校中2校の学校から卒業式に招待されました。
その1校が昨日で、もう1校は明日。
正直、土曜日の昼間は困る。
でも、6年生は受け持っていないのに呼ばれたのは嬉しい。
来年は今の教え子5年生が卒業だから全7校から招待されたいな。


卒業式に参加するのは自分の高校の卒業式以来。
懐かしいですね。
最近、勝手きままに行動しているので、この日もぷらっと職場を出ました。
10時に出て、帰って来たのは17時。
しかもビールを6本も飲んで酔っていたから、怒られた。
日本人の印象が悪くなってすみません。



卒業式の会場は近くの複合センター。
日本と違い、学校に体育館がないから施設を借りるしかない。
翌日には違う学校の予約が入っている。
たぶん連日、ここは卒業式であろう。

会場



元イギリス領だったので、卒業生の服装はこんな感じ。
みんなデザインや生地が微妙に違うから市販品ではなさそう。
ベリーズではこういった晴れ姿や変わった衣装は親が作るみたい。
会場の装飾もそうだけど、みんなの手で作られている卒業式。
日本は厳かな式だけど、ベリーズは心温かい式。


卒業生



卒業生の入場行進は面白かった。
男女ペアが息を合わせながら、独特なステップで進む。
不慣れなペアは前のペアと大きな距離が空いていた。
女の子の中には、慣れないピンヒールに転びそうになる子がいて不安だった。


入場行進


卒業生は壇上に着席。
日本とはここが大きく違う。
日本だと主役の顔が見えないけど、ベリーズでは見える。
そもそも、日本では卒業生が主役ではないかも?

国歌斉唱前


国歌斉唱は若い先生の伴奏じゃなくて、アカペラに合わせて歌います。
この学校には音楽の先生が居るのに...
初めてベリーズでベリーズの国歌を聞きました。
日本ではネットで調べて聞いたけど。


それから卒業証書授与。
一人ひとり、写真を撮ります。
そして、その後にうっかりさんが卒業証書を忘れていく。
74人中5人が忘れた。
その度に、爆笑。
うっかりさん率が高いんじゃない??

授与


式の内容はだいたい日本も同じ。
先生やゲストスピーカー、卒業生の話。
卒業生、先生の表彰。
歌。
最後にひとつ大きく違ったことがあった。
それは、花を贈る。

造花で1輪の花だけど、各卒業生が舞台から降りて、両親に渡す。
花は先生が用意しているから、ただ渡すだけ。
それでも、見ていて感動ですね。
卒業生が主役で、親に感謝する、そういった良い卒業式でした。
日本のは単なる儀式にしか見えないなって改めて思った。

撤収



帰りに校長に誘われ、ランチ。
6年の担任と校長、副校長に自分。
5年の先生なら顔見知りで気軽なんだけど。
ランチ後に飲み屋に連れてかれ、ビールを飲む。
ベリーズの人はビールのお供がない。
セビチェで有名なお店なのにビールのみ。
結局、ギリギリに職場に戻り...


2011.06.17 金曜日 15:10

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