2011-06-10

環境教育 #3

昨日で、環境教育#4の巡回も終わりました。
来週にあと一校、特別授業を終えれば夏休みです。
とは言ったものの、学校巡回のみが夏休みでやることはたくさん。

当面は図書館のワークショップが問題。
ようやく、プログラムができて昨日チェックをしてもらった。
思ったより好評だったので、プログラムに沿って、内容を作ります。

来週の特別授業は、2時間使って、ゴミ拾い+ゴミ調査+発表です。
これは、あと1回先生方と打ち合わせをすれば当日。
先生や子供達の動きが自分の予想と大きくずれないことを祈るのみ。



環境教育#3は、ゴミ問題。
先に子供の絵だけはアップしました。

授業は写真を使って解説。
まず、どういったゴミが生徒の生活の中であるか聞いて。
一枚のゴミの写真を見せる。
そして、それが死んだ海がめの内容物だと言う。
それから、何故カメが死んだのかを解説。
一番伝えたかったのは、
海から遠いこの町でも、何気なく捨てるゴミが海がめを殺す可能性があること。
町でポイ捨てしたゴミが、雨で流され、川に行き、海に漂い、カメがそれを食べる。
話の途中で、珍しく質問が多く、とても興味を持った様子。

その後に、5つの問題を紹介。
・釣具で死ぬ生き物
・ゴミで怪我をする子供
・ゴミで閉塞した水路と洪水
・ゴミでできた水溜りに大量発生する蚊
・不法投棄現場で大量発生する蠅

どれもが単なるポイ捨てがきっかけで発生する。
そして、ポイ捨てが悪いことだと念を押す。
前回の授業でもポイ捨てが悪いことを伝えたが、一部の子供達はそうは思わないみたい。
今回の授業で、ポイ捨てが悪いことだと全員が認識してもらえると嬉しいが...
Why, if littering is bad, why do people go to dump garbage somewhere? It is still littering.
とアンケートの質問欄に書かれていた。
この問題は簡単には解決しない。
たくさんの人に何度も何度も伝えて、それでも少し変わるかどうかであろう。
でも変わらないことはないので、繰り返すしかない。




最後はご存知のとおり、絵を描いてもらいました。
何人かは、写真の通りに書けばいいのって聞いてきたので残念。
ベリーズでは自ら創造する機会が少ないみたいで、
絵を書くことは、黒板の字をノートに書く作業と同じと認識している子がいる。
でも、絵を見ていると、子供の理解度がよく分かります。
いつもアンケートをして、それで理解度をチェックするけど、
言葉と絵の表現力の差を改めて感じた。


にしても、プロジェクターも磁石対応黒板も無いのはメンドイ。

2011.06.10 金曜日 8:50

4 件のコメント:

  1. しかし、要請内容に福太郎のキャラが合致しているな。
    俺ならそこまで細かく出来ん。

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  2. ありがと!!
    応募するときに、要請内容で選んだからね。
    学校訪問がメインで、他はサブ。
    ほとんどの時間を学校訪問に使えるからいいよ。

    エイジは学校訪問がメインじゃないから仕方ないさ。
    メインの方で、一発ホームランを打ってくれよ!

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  3. いや、俺も一応学校がメインだけど・・・(+o+)

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  4. メインなんだ。
    チリは十分環境教育をしているイメージがあるけど。
    それに、もう協力隊最後じゃん。
    去るときに何を残すか悩みそうだね。

    俺は後続呼んで、後に丸投げ♪
    だから土台を作ればいいだけ!

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