吐噶喇(トカラ)列島を知っている人はどれくらいいるだろうか?
フェリーは週2~3便。
しかも、よく欠便します。
小笠原の方が便数も所要時間も不便ではあるけど。
秘境の島と言えば、トカラであろう。
屋久島や奄美大島に行ったことがあっても、
その間にあるトカラに行ったことある人は少ない。
それどころか、知ってさえいないのだ。
小笠原はまだ行っていないが、
屋久島や奄美大島によりもトカラが一番。
自然豊かで不便極まりないこの島だからこそ、
生きることの難しさや尊さを学べます。
そんなトカラでは近年、村おこしが盛んです。
マラソンや体験ツアー、ファンクラブなど。
トカラを愛する人たちでどんどん盛り上がっています。
そして、今回はこんな企画を発見。
『トカラ列島村おこしボランティア2011』
http://tokara.ecoff.org/
普段行けない場所で、たくさんの体験ができるいい機会だと思う。
普通に観光するのには、あまり選択肢にあがらない島。
交通費など考えると多少値が張るけど、世界は変わると思う。
同じ日本で、こんなにも違う世界があるとわ。
たった一つの行動で未来が大きく変わることがある。
最近、知り合いの人が自分のしてみたいことをしていてうらやましく思う。
そのきっかけはたった1本の電話。
自分は電話をして受け要られなかったときのことを心配して動かなかった。
もしかしたら、そのチャンスがあったかも知れないのに。
何かを言い訳に、現状にすがることが多い。
時間、お金、職、未来...
今、ベリーズと言う国で生活をしている。
ベリーズは日本で知られていない国だから、まだ少々の発見がある。
でも、タンザニアに1カ月行ったとき、大きな感動は少なかった。
今の世の中、TVやネットで世界中のことを知ることができる。
それは必要な知識かも知れないけど、そのために新鮮さを失う。
メディアに紹介されたことは、仮想体験できてしまう。
現実と仮想では異なるけど、その差はどんどん埋められている。
トカラと言えば、秘境と言うことで多少メディアにも出てくる。
少し前には皆既日食で話題にもなった。
でも、情報過多な日本ではまだまだ知られない部分が多い。
そんな意味でトカラは、海外よりも価値があると思う。
物理的に遠くても、応募すればコンビニに行く気軽さで行ける。
壁の向こうなんて案外どってことない。
ちなみに中之島は3泊したのかな?
空き地にテントを張らせてもらって。
博物館がお休みなのに特別にあけてもらって。
トカラ富士をお鉢めぐりをして、そのまま温泉に入らせてもらって。
島内をひたすら歩き続けて。
ホワイトガソリンがなくなり島民から分けてもらって。
色んな親切を受けてました。
なんとなく上陸した島だったけど今でもよく覚えている。
【参考】
秘境 吐噶喇
http://www.aruzou.com/tokara/top.htm
刻を忘れさせる島 吐噶喇
http://www.tokara.jp/
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