2011-11-17

アイランダー2011

毎冬、東京で開催される『アイランダー』
北海道から沖縄まで色んな離島の人が集まるイベント。
各離島このイベントに来る狙いはさまざま。
Iターン、物産販売、観光PRなど。
離島からわざわざ東京に来るだけあって、どの離島も本気です。
詳しくはHPをチェック→ http://www.i-lander.com/2011/index.html

以前、アイランダーに参加しました。
会場自体はさほど大きくないものの楽しいです。
行って一番良かったのは、いろんな島の情報(パンフ)を入手できること。
島は有名どころで無ければ、ガイドブックに詳細が載ることはない。
島の一番の情報誌は、パンフレットなのだ。
旅先でよく離島のパンフを集めるけど、
事前にたくさんのパンフが集まれば、かなり助かる。
まだ行っていない島のホットなニュースを島民やパンフから得れる。


最近、どの島も力を入れているのがIターン。
島によっては、Iターンの受入対応がしっかりしていて優遇もあったり。
どの島も新しい島民確保に一生懸命。
そんないい例が、隠岐諸島の中ノ島。
海士町の行政区であり、最近ではこんなニュースがありました。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/111116/bsl1111160505005-n1.htm
6年で310人とはかなりの成果。
若い人のIターンの場合、問題なのが職探し。
だから一般的に退職して子も手から離れた夫婦が多いのだが、
この島は若い人がIターンでくるそう。
詳しくは知らないけど、海士町で離島体験を友人から誘われたこともあった。


島の将来はかなり暗い。
生活環境は快適とは言えないし、職も少なく、娯楽も少ない。
自然災害でライフラインが簡単に切られてしまう。
でも、昔からずっと人が住んでいる。
人が住み続ける魅力があるから、みんなは島を離れない。
その魅力はパンフやガイドブックではわかりにくいからこそ、
自分の足で歩いて、島民と話して、発見する。
色んな島を旅したいから島には住まない。
その代わり、少しは島のために動きたい。


時間があれば、アイランダーに足を運んでください。
入場料は無料。
各地の名産を試食も購入もできます。
新しい発見を得られるチャンスです。
離島は閉鎖された地理条件にあるので、歴史、文化が詰まってます。

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