12月5日~7日で巡回先の学校に3種類のタイヤ遊具を設置することになってました。
この計画は、1ヶ月前から計画していたけど、思ったようにいかなかった。
遊具を設置する学校は生徒が100人ぐらいしかいない村の学校で
自分が巡回している学校の中で一番小規模の学校。
そしてここには、遊具という遊具がない。
校庭のど真ん中に立派なバスケットコートがあるのみ。
他の学校には、ブランコやシーソーなど少しの遊具がある。
そこで、廃タイヤを使って遊具を作ることにしました。
英語サイトで廃タイヤを使った遊具の作り方の資料を手に入れたので、
これを参照にすれば日本にあるタイヤ遊具が作れる。
問題は道具、材料や予算などである。
これは事前に校長と相談して、何を作るのか、そのために何が必要なのか
しっかりと話し合い、お互いの分担を決めました。
最初に提案したのが1ヶ月前でそれから数回、廃タイヤの回収状況や
他に入るものの手配がどうなっているか確認を行ないました。
《結果》
1日目
心配だったから、午前に午後の流れの最終確認。
学校側が用意したタイヤはゼロ。
自分が用意した廃タイヤで跳び箱を作ることにしたけど、数が全然足らない。
他にいる道具や材料も何も用意なし。
午後からいざ作ろうとすると手伝いゼロ?
作り手は生徒と親と説明したのに、事情を聞かされていない6年男のみ強制労働。
当初は、子供を迎えに来る親に手伝ってもらうはずだったのにプランが異なる。
そもそも、先生にも保護者にも生徒にも連絡が回っていなく、校長で話がストップ!!
元気の良い6年男に、あるだけの廃タイヤを校庭の片隅に埋めて終了。
6年女はタイヤの洗浄を手伝ってくれました。
2日目
前日に廃タイヤを用意できると言っていたのに、今回もゼロ。
タイヤがない上に、先生のミーティングがあり生徒はすでに帰宅。
もし最初から保護者が協力してくれれば、保護者の車で近隣から廃タイヤを入手できるし、
先生がミーティングでも子供たちと遊具設置はできるはずなのに。
保護者に協力を得れないのが残念。
思惑はどんどん離れていく。
3日目
午前に校長と廃タイヤを回収する予定が、校長は会議で留守。
前日に校長の車で回収してくれると言っていたのに。
生徒は土曜日のクリスマスフェアの準備で忙しい。
せめて、他の先生の車で廃タイヤ回収に行きたかったが、
校長の許可がないとダメだと断られる。
職場の車もチーフが留守のために出動できず。
前日の話とは異なり、廃タイヤも人もなし。
もちろん、校長が用意すると言ったその他の材料、工具もなし。
3日間で3つの遊具を設置する予定だったが、
設置できたのは中途半端な跳び箱(飛びタイヤ?)のみ。
こんな調子で話が全く止まった先週。
校長は翌週水曜日は大丈夫と言ったが不安しか残らなかった。
相手のニーズもあったから実施しようと思ったけど、
ただ自分が結果を出したくて失敗したような感じ。
まあ良くあることと言えばそうだが、学校が遠いから何回も往復するのは疲れる。
2012-12-14
2012-12-10
バルー火山 (3,474m)
パナマ最高峰バルー火山(Volcán Barú)を登頂しました。
今までに登った山で三番目に高い山です。
日本、タンザニア、パナマと各国の最高峰を登頂。
次はマレーシアかな?もしくはコスタリカ?
自分のレベルだと、ただ歩けば登頂できるような簡単な山にしか行けない。
本格的に登山をする気がないから散歩レベルの山でOK。
写真と共に簡単にルートの説明。
麓の町ボケテよりタクシーで登山口付近まで行きます。
タクシーは舗装されていないゲートまでは載せてくれないので、
タクシーを降りて、急坂を5分ぐらい登るとゲート。
ゲートでは入山料を支払います。
ここから山頂までは14kmぐらい。
地元の人は6時間ぐらいで山頂に着くと言っていたけど、
普段からの運動不足のせいで8時間かかった。
ゲートから4km地点まではつづら折れの多い林道を進む。
勾配が比較的急なので高度を一気に稼げる。
道幅が広く軽く整備された林道は下山時の大敵。
3kmぐらい進むとつづら折れの上りは終わり、アップダウンのある真っ直ぐな道になる。
その道の傍らにリゾートほてるみたいな敷地や牧場らしきものがある。
牧場をすぎると幅の広い林道は終わり、オフロード車が1台走れる登山道が始まる。
急な登山道を少しすぎると4km地点の看板が現れ、この付近は展望が良い。
4km地点から7.5km地点までは急な登りが多く高度を稼げる。
整備された登山道なので歩きやすい。
所々(1~1.5km間隔)に看板があり、その看板で現在地と標高が分かる。
7.5~9kmは登りがやや緩やかになる。
9~11kmはだらだらとアップダウンを繰り返し、標高が全くあがらない。
途中に100mぐらい下がるザレ場もある。
間延びをしたようなルートで退屈。
11~12.5kmも登りが増えるが、思ったよりも高度があがらない。
12.5km付近で、そこが抜けた小屋が現れる。
サイト地なのかドラム缶のごみ箱やぼろいトイレがある。
また別ルートとの合流地点なのか、看板とルートらしきものがある。
アンテナ基地までは幅広の道路だったが、ここからは本格的な登山道となる。
このルートで初めて車が入れない、1人分の幅しかない狭い稜線を進む。
暖かい国だけあって、植物は山頂周辺でも生えている。
山頂までに小さなピークが2,3個あるために、その都度だませれてガッカリ。
悪天のため、防風、みぞれ、ガスの影響をモロに受ける。
ピークは近いと思いきや案外遠く、最後には岩場もあるので油断ができない。
山頂には十字架と三角点がある。
天気が良いと素晴らしい展望が楽しめるという話だが、今回は白のみ。
ルートの詳細情報をしっかりと書きたかったけどメモが行方不明。
登山は1人で行くことは可能。
ルートで迷うことはないし、危険な箇所も山頂付近以外一切なし。
でも初心者ならツアーがオススメ。
ツアーはボケテの町にあるツアー会社から参加できます。
日帰り、1泊の2種類あるので以下のリンクでスケジュールを参考にしてください。
http://www.hablayapanama.com/ecotourism/boquete/volcan-baru/
ご来光好きな方は23時ぐらいから登るか一泊すれば楽しめます。
今までに登った山で三番目に高い山です。
日本、タンザニア、パナマと各国の最高峰を登頂。
次はマレーシアかな?もしくはコスタリカ?
自分のレベルだと、ただ歩けば登頂できるような簡単な山にしか行けない。
本格的に登山をする気がないから散歩レベルの山でOK。
写真と共に簡単にルートの説明。
麓の町ボケテよりタクシーで登山口付近まで行きます。
タクシーは舗装されていないゲートまでは載せてくれないので、
タクシーを降りて、急坂を5分ぐらい登るとゲート。
ゲートでは入山料を支払います。
![]() |
入口とレンジャー小屋 |
ここから山頂までは14kmぐらい。
地元の人は6時間ぐらいで山頂に着くと言っていたけど、
普段からの運動不足のせいで8時間かかった。
ゲートから4km地点まではつづら折れの多い林道を進む。
勾配が比較的急なので高度を一気に稼げる。
道幅が広く軽く整備された林道は下山時の大敵。
3kmぐらい進むとつづら折れの上りは終わり、アップダウンのある真っ直ぐな道になる。
その道の傍らにリゾートほてるみたいな敷地や牧場らしきものがある。
牧場をすぎると幅の広い林道は終わり、オフロード車が1台走れる登山道が始まる。
急な登山道を少しすぎると4km地点の看板が現れ、この付近は展望が良い。
![]() |
展望良好 (ただし悪天) |
4km地点から7.5km地点までは急な登りが多く高度を稼げる。
整備された登山道なので歩きやすい。
所々(1~1.5km間隔)に看板があり、その看板で現在地と標高が分かる。
![]() |
水溜りの連続 |
9~11kmはだらだらとアップダウンを繰り返し、標高が全くあがらない。
途中に100mぐらい下がるザレ場もある。
間延びをしたようなルートで退屈。
11~12.5kmも登りが増えるが、思ったよりも高度があがらない。
![]() |
入口から11km、頂上まで2.5km |
サイト地なのかドラム缶のごみ箱やぼろいトイレがある。
また別ルートとの合流地点なのか、看板とルートらしきものがある。
![]() |
サイト地 (別ルートとの合流地点?) |
![]() |
奥に別ルートあり、手前ゴミ |
このあたりから狭い登山道は終わり、道幅が広がる。
サイト地以降は幅広の稜線を歩くために、樹木の隙間から風をもろに受ける。
サイト地後の登りを過ぎると建造物があり、その後は、なだらかな道が続く。
左に急に切り返す部分から急登が始まる。
急登を登りきると再び稜線に出て、ここにはアンテナ基地が両手にある。
![]() |
アンテナ基地 |
このルートで初めて車が入れない、1人分の幅しかない狭い稜線を進む。
暖かい国だけあって、植物は山頂周辺でも生えている。
![]() |
山頂への稜線ルート |
![]() |
偽ピーク |
悪天のため、防風、みぞれ、ガスの影響をモロに受ける。
ピークは近いと思いきや案外遠く、最後には岩場もあるので油断ができない。
![]() |
山頂までは遠い |
![]() |
山頂付近 |
![]() |
山頂到着、人ゼロ |
![]() |
三角点 |
天気が良いと素晴らしい展望が楽しめるという話だが、今回は白のみ。
ルートの詳細情報をしっかりと書きたかったけどメモが行方不明。
登山は1人で行くことは可能。
ルートで迷うことはないし、危険な箇所も山頂付近以外一切なし。
でも初心者ならツアーがオススメ。
ツアーはボケテの町にあるツアー会社から参加できます。
日帰り、1泊の2種類あるので以下のリンクでスケジュールを参考にしてください。
http://www.hablayapanama.com/ecotourism/boquete/volcan-baru/
ご来光好きな方は23時ぐらいから登るか一泊すれば楽しめます。
2012-12-06
廃油キャンドル講座
先日は巡回先の学校で廃油キャンドル作りを実施しました。
この学校は1000人も生徒がいるマンモス校です。
だから敷地の一角に小さな食堂があります。
キャンドル作りには熱が必要なので、この食堂のキッチンとテーブルを借りました。
今回のターゲットは保護者。
ベリーズでは学校が終わると保護者が迎えにきます。
子供を迎えに来た保護者にキャンドル作りを招待すれば、
気軽に参加してくれるのではないか?と考えました。
それに保護者の多くはお母さんなので、
廃食用油を処理するお母さん方に廃油の扱いについて知ってもらえるとちょうどいい。
講座は2時半と3時半の2回実施。
1回目は低学年、2回目は高学年の保護者がターゲット。
(諸事情により1回目は低学年の先生、2回目は保護者会メンバー)
作り方の詳細は以下のリンク先で確認してください。
簡単に説明すると、要らなくなったキャンドルに使用済みの食用油を混ぜるだけ。
混ぜる割合がポイントだけど、1:1ぐらいを基準に混ぜてもらえればOK。
http://fukutaro-f.blogspot.com/2012/03/blog-post.html
ちなみに今回はカメラを忘れたので写真は一切なし。
《1回目》
低学年の先生が7人来てくれました。
人数が少ないと教えやすくて楽。
ただバラバラと来るので、その都度教えるのはめんどくさい。
《2回目》
保護者の方が7人ぐらい来てくれました。
校長が今回の講座を先生や保護者にアナウンスをし忘れていて、
前日の午後にアナウンスを流してもらいました。
1000人の生徒がいるのに、思ったよりも参加者が少ない。
参加者が全員とも保護者会に属することから、
アナウンスは全体にはされていないかもしれない。
他のイベントでもそうだけど、告知はこの国では結構うまくいかない。
保護者の方々からはとても好評で、
「こういった機会を作ってくれてありがと」
「来週は何をするの?」
「プログラムを作って長期的にやらないの?」
と色々と聞かれました。
残念ながらもう時間がないので何もできない。
仮にこれが一年前なら保護者に向けた環境教育が定期的にできたかも?
今回も色んな事を学ぶことができた。
これを自らが反映することは出来ないから後任に任せるしかない。
自分の経験をどうやって後任に押し付けがましくなく伝えるのか悩む。
とりあえず、4コマの授業後に2回の講座は体力的にしんどかった。
終わって一安心。
この学校は1000人も生徒がいるマンモス校です。
だから敷地の一角に小さな食堂があります。
キャンドル作りには熱が必要なので、この食堂のキッチンとテーブルを借りました。
今回のターゲットは保護者。
ベリーズでは学校が終わると保護者が迎えにきます。
子供を迎えに来た保護者にキャンドル作りを招待すれば、
気軽に参加してくれるのではないか?と考えました。
それに保護者の多くはお母さんなので、
廃食用油を処理するお母さん方に廃油の扱いについて知ってもらえるとちょうどいい。
講座は2時半と3時半の2回実施。
1回目は低学年、2回目は高学年の保護者がターゲット。
(諸事情により1回目は低学年の先生、2回目は保護者会メンバー)
作り方の詳細は以下のリンク先で確認してください。
簡単に説明すると、要らなくなったキャンドルに使用済みの食用油を混ぜるだけ。
混ぜる割合がポイントだけど、1:1ぐらいを基準に混ぜてもらえればOK。
http://fukutaro-f.blogspot.com/2012/03/blog-post.html
ちなみに今回はカメラを忘れたので写真は一切なし。
《1回目》
低学年の先生が7人来てくれました。
人数が少ないと教えやすくて楽。
ただバラバラと来るので、その都度教えるのはめんどくさい。
《2回目》
保護者の方が7人ぐらい来てくれました。
校長が今回の講座を先生や保護者にアナウンスをし忘れていて、
前日の午後にアナウンスを流してもらいました。
1000人の生徒がいるのに、思ったよりも参加者が少ない。
参加者が全員とも保護者会に属することから、
アナウンスは全体にはされていないかもしれない。
他のイベントでもそうだけど、告知はこの国では結構うまくいかない。
保護者の方々からはとても好評で、
「こういった機会を作ってくれてありがと」
「来週は何をするの?」
「プログラムを作って長期的にやらないの?」
と色々と聞かれました。
残念ながらもう時間がないので何もできない。
仮にこれが一年前なら保護者に向けた環境教育が定期的にできたかも?
今回も色んな事を学ぶことができた。
これを自らが反映することは出来ないから後任に任せるしかない。
自分の経験をどうやって後任に押し付けがましくなく伝えるのか悩む。
とりあえず、4コマの授業後に2回の講座は体力的にしんどかった。
終わって一安心。
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