2012-11-13

活動の成果は?

ベリーズに来て環境教育を実施すること22ヶ月。
正直、その成果は評価し辛い。
目に見える成果が出せていない分、
目に見えない成果はどうなっているのか?


目に見える成果とはリサイクル活動や学校美化。
両方とも頓挫しました。
原因はたくさんあるけど、一番は失敗しても頑張り続けようとする熱意が自分にないこと。
周りを巻き込もうとする勢いもない。
試してみて無理だと分かると、まあ仕方ないと簡単に諦めてしまう。

目に見えない成果とは学校での環境教育や住民対象のワークショップ。
実施した記録は残せるけど、実施したことで生徒や参加者にどんな影響を与えることが出来たのか、その成果を見ることは難しい。


本日は道端でおばちゃんから廃油キャンドルを貸して欲しいと依頼された。
前にワークショップで廃油と廃キャンドルから作る廃油キャンドルを実施しました。
おばちゃんは村の教会で女性グループにその作り方講座を今週末に実施予定。
自分が作成した廃キャンドルのレシピは持っていて、
紹介用の作品(キャンドル)がないために借りたかったようです。
また村の女性グループには再生紙作りも紹介したようです。

他にも自分が紹介したことを実践している人がいます。
そうした人から話を直接聞いたり、相談を受ける時は見えない成果が見えた気がします。
自分が役立っていることを知ることができることは本当に嬉しいです。
その一方で、出来ることをサボったり、一生懸命取り組まない案件、
職場の人や学校の先生との交友関係などマイナスの部分はたくさん。

人に喜ばれることは嬉しいけど、嬉しい分、自分が情けない。
全力を出さないで中途半端な自分が受けいられていると錯覚することはみっともない。
胸を張って、ベリーズで環境教育を実施して来ましたと言えるようにリカバーするにはもう時間がない。
時間がない、時間がないと言いつつ、思ったように前に進まない。
周りが悪いのでなく、自分がほとんど悪い。
何が悪いって、やる気と集中力が足らない、完璧にだらけています。


人に褒められるのは嬉しいけど、素直に喜べる人になりたい。

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