2012-11-21

HIV/AIDSテスト

本日はHIV/AIDSテストを実施しました。
人生初の経験。
思っていた通り、陰性でした。





今日は役場のロビーにHIV/AIDSの啓発グループが来ていました。
タダで体重、血糖値、HIV/AIDS検査ができるということでトライしました。

《体重》
辛うじて標準体重。
日本なら標準以上ですが、標準が緩いこの国に助けられた。
自分の身長で標準体重は60キロ~75キロ(確か?)です。
3年前は60キロぐらいだったし、最近は80キロ近かったからよく分かるけど、
60キロと75キロの体格は見た目で全然違うし、標準とは言えん。
ベリーズの標準は素晴らしい、素晴らしいから太るんだ!!
助けられたと言っても言葉上の問題で物理的には助かってない。
ベリーズに来て5キロ以上は増えてます。

《血糖値》
指を針で刺され、血を絞り採られました。
結果は83mg/dLと正常値です。
朝食後2時間ぐらい経っていたけど、それは大丈夫なのか?
普通は朝食抜きで調べるはずなのに?
もし昼食後に検査したらどうなっていたのか?
血糖値の結果はあまり当てにならないや。

《HIS/AIDS》
同じく血を絞り採られました。
絞られて10分後結果が出ると言われましたが、
2分後に結果が出たと言われました。
もちろん陰性でしたが、あまりにも早い結果に信用できない。
にしても、あんなに簡単にチェックができると驚き。


今回は検査に当たり、
名前、人種、国籍、出生地、住所、年齢、誕生日、宗教などを聞かれました。
一部の情報は本当に必要があるのか不思議。
エイズ対策の隊員が言っていたとおり、プライバシー保護とか大丈夫かな?
検査する場所も一応カーテンをしていたけど、丸見えに近かった。
それに他の人の検査シートも見える場所に置いてあった。

ベリーズのHIV/AIDS状況の詳細は知らないけど、
各地でこういった検査の実施や啓発活動が行なわれている。
どんなイベントでもブースを設けているし、ことの重要さは伝わる。
どうように政府が環境教育に力を入れてくれると良いのに。
共に健康を害することに変わりがないのに、死の身近さで扱いが大きく異なる。


同僚は無料のコンドームを鷲掴み、10個以上持って帰りました。足りるかな?

パナマ旅行に向けて

今週金曜日からパナマに10日間遊びに行ってきます。

ベリーズに来てから、
メキシコに3回(10+1+12=23日)
ホンジュラスに1回(7日)
パナマに1回(10)と
任国外旅行の上限40日を使い切ります。

もし自由に旅行に行けるのならメキシコに3回も行かず、
ベリーズと同じ中米を旅したかった。
中米はたったの7カ国。
ベリーズ、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、エルサルバドル、コスタリカ、パナマ。
人によってはカリブ海諸国も中米に入れる場合もあります。
ベリーズは中米でも無視される小国であり、英語圏でも奇妙な存在。
そんなベリーズと中米との比較をするためにも行きたかった。

前回、ホンジュラスを訪問して驚いたのは、都会であること。
メキシコが都会なのは分かるが、ホンジュラスまで都会だった。
人口も土地も大きいので発展度合が異なるのだろう。
また物価もかなり安かった。
その一方で、治安はベリーズよりも悪い。
簡単な比較はこんなものだが、もっと色んな発見があった。
ベリーズと言う小国にずっといると物事の基準がベリーズになってしまう。
ホンジュラスからベリーズに来ると、ベリーズは何もない生活し難い国に見えるだろう。
逆にベリーズからホンジュラスに行くと、物も人も溢れ、喧騒とした日本を思い出す。

パナマは噂によると大都市である。
ベリーズから比べると多くのカルチャーショックを受けてしまいそうである。
日本に帰国するともっと大きなカルチャーショックを受けると思うので、
そのワンクッションとして良いかもしれない。
パナマへ行く目的は登山とパナマ運河。
パナマの歴史はアメリカに振り回された印象もあるので、
どんなセカイが待っているか楽しみ。
米ドルを使うスペイン語圏の国は面白そう。

ベリーズは固定レートの影響か、米ドルが使える英語圏の国。
元イギリス領なのに英ポンドが使用できないで、米ドルが使用できるのが不思議?

ベリーズに浸かった分、中米を比較する目が出来ていると思う。
日本から中米に行くのと、ベリーズから中米に行くコストに思った以上の差はないけど、
日本に帰ってから中米を旅するより、今行く方が色々な発見があると思う。

2012-11-15

Half Moon Caye の野鳥たち

Half Moon Cayeで撮った野鳥の写真です。

全部、野鳥観察デッキから撮影しました。
野鳥のコロニーを近距離で見ることが出来て感動しました。
野鳥の数は多かったですが、野鳥の種類は少なかったです。
野鳥の名前が殆ど知らないので解説できなくてすみません。
ベリーズの野鳥の本は分厚く高価なので所持していません。
この感動は生でしか味わえないので、現地に訪れてください。
個人的にはこの島で1、2泊キャンプをしたかったです。
キャンプ道具があれば、キャンプすることも可能です。
(ただし、事前に許可が必要です。)





 




Half Moon Caye (ハーフムーンキー)

日曜日にHalf Moon Cayeに行ってきました。

ハーフムーンキーはベリーズで最初の保護区で、
ここにはRed-footed Boobyを始めとした海鳥の楽園と聞いていたので、
帰国前に行きたいと思ってました。
たまたま、同様に考えるメンバーがいたため行くことができました。

ようこそハーフムーンキーへ


ハーフムーンキーへはツアーを利用しました。
ホントは個人で船をチャーターしてのんびりと島を満喫したかったですが、
この保護区への上陸は保護している団体から許可を申請しないといけないし、
船をどこでチャーターすればいいのか不明だった。
上陸許可を出す団体にメールで問い合わせても反応はなく、
その団体で働く知り合いにも問い合わせたけど連絡なし。
結局、ダイビングツアーに参加することにしました。
Blue Holeのダイビングツアーは昼食にハーフムーンキーに上陸します。
と言うことで、ツアー会社にシュノーケル+ハーフムーンキーに行けるか問い合わせました。
キーカーカーのFrenchie's Divingが我々の要望を適えるツアーを提供してました。
 
 
Blue Hole シュノーケルツアー US$140
(朝食、昼食、シュノーケル装備レンタル代、保護区入場料含む)
ツアー代は140USですが40USは保護区への入園料です。
入園料を免除してもらえれる我々は100USで参加することができました。
シュノーケルはブルーホール、ハーフムーキー、他1ヶ所でやりました。
昼食はハーフムーンキーでとり、島の野鳥観察デッキで海鳥とそのコロニーを見ることが可能。
 
ブルーホールの一部
 

防水デジカメが、シュノーケルする直前に動かなくなったせいで、
シュノーケルの写真は一切なし。
他のメンバーの写真を後日、入手予定。
今回の目的がハーフムーンキーだったので、久しぶりに望遠レンズを使って撮影しました。
 
上陸

上陸ポイントの反対側

ビジターセンター
 
ハーフムーンキーの野鳥のコロニーは想像以上で感動した。
野鳥がたくさんおり、人を怖がらないので間近でくつろいでいる鳥もいた。

野鳥観察デッキ

飛んでます

胸に針を刺してみたい

Red-footed Booby (島の象徴)
 
 
このツアーの欠点は、ブルーホールやハーフムーンキーまで、
ボートで片道2時間もかかり、激しく揺れる(ジャンプする)こと。

2012-11-13

活動の成果は?

ベリーズに来て環境教育を実施すること22ヶ月。
正直、その成果は評価し辛い。
目に見える成果が出せていない分、
目に見えない成果はどうなっているのか?


目に見える成果とはリサイクル活動や学校美化。
両方とも頓挫しました。
原因はたくさんあるけど、一番は失敗しても頑張り続けようとする熱意が自分にないこと。
周りを巻き込もうとする勢いもない。
試してみて無理だと分かると、まあ仕方ないと簡単に諦めてしまう。

目に見えない成果とは学校での環境教育や住民対象のワークショップ。
実施した記録は残せるけど、実施したことで生徒や参加者にどんな影響を与えることが出来たのか、その成果を見ることは難しい。


本日は道端でおばちゃんから廃油キャンドルを貸して欲しいと依頼された。
前にワークショップで廃油と廃キャンドルから作る廃油キャンドルを実施しました。
おばちゃんは村の教会で女性グループにその作り方講座を今週末に実施予定。
自分が作成した廃キャンドルのレシピは持っていて、
紹介用の作品(キャンドル)がないために借りたかったようです。
また村の女性グループには再生紙作りも紹介したようです。

他にも自分が紹介したことを実践している人がいます。
そうした人から話を直接聞いたり、相談を受ける時は見えない成果が見えた気がします。
自分が役立っていることを知ることができることは本当に嬉しいです。
その一方で、出来ることをサボったり、一生懸命取り組まない案件、
職場の人や学校の先生との交友関係などマイナスの部分はたくさん。

人に喜ばれることは嬉しいけど、嬉しい分、自分が情けない。
全力を出さないで中途半端な自分が受けいられていると錯覚することはみっともない。
胸を張って、ベリーズで環境教育を実施して来ましたと言えるようにリカバーするにはもう時間がない。
時間がない、時間がないと言いつつ、思ったように前に進まない。
周りが悪いのでなく、自分がほとんど悪い。
何が悪いって、やる気と集中力が足らない、完璧にだらけています。


人に褒められるのは嬉しいけど、素直に喜べる人になりたい。

2012-11-04

Belikin Calender

先日、旧首都ベリーズシティーでBelikinの2013年のカレンダーのイベントがありました。

Belikinとはベリーズで唯一の国産ビールです。
ベリーズに住む人々にとって愛して止まないビールです。
ベリキンには4種類プレミアム、レギュラー、スタウト、ライトがあります。
今年は期間限定で、5月にチョコスタウト、夏にベラーノがありました。
今月には冬限定のスタウトもでます。




ベリキンは毎年、水着を着たお姉さんのカレンダーを作成してます。
我々は、ベリキンガールと呼んでますが、正式名称は不明です。
ベリキンガールはどこから探してきたのか、そんなに可愛くもセクシーでもありません。
ミスコンでも美人があまり出てこないのがベリーズ。
ベリージアンはシャイが多いので、美人でセクシーなお姉さんがステージに現れない。
でもベリキンガールを見るために旧首都に行きました。


今回はホテルのプールサイドでカレンダーのお披露目とサイン会がありました。
サイン会は大雨にも関わらず、長蛇の列。
人生初のサイン会はベリーズでベリキンガールでした。
サインは別にどうでも良かったけど、ベリキンガールが近くで見たかっただけ。
みなさん普通の服装をしていて、水着姿のお姉さんがいなかったのが残念。


 







ちょっと前は、過去のカレンダーがベリキンのウェブサイトから見れました。
いつの間にかサイトがリニューアルして以前よりもコンテンツが寂しくなりました。
途上国は水着のお姉さんが載っている出版物が少ない!!
水着のお姉さんやエッチな本はメキシコに行かねば!!

2012-11-01

El Pilar (エル・ピラール)

マヤ遺跡El Pilar(エル・ピラール)に行って来ました。
エル・ピラールはベリーズにある中規模のマヤ遺跡です。
この遺跡と周辺は保護区となっており、その範囲はグアテマラにも及びます。
エル・ピラールはベリーズで唯一、他国(グアテマラ)と共に保護区を管理しています。
保護区の半分はベリーズに属し、残り半分はグアテマラに属します。
残念ながら国境は越えれないのでグアテマラ側のエル・ピラールは不明です。

詳しくはWikipedia!! ⇒http://en.wikipedia.org/wiki/El_Pilar
 
 


エル・ピラールはサンイグナシオから19キロ北西に行った場所にあります。
出発地はサンイグナシオで、行き方は2つ。
タクシーをチャーターするか、ツアーに参加するか?
ツアーに参加すると言っても、他のツアー客は普通いないのでツアー代は高いです。
例えば4人で遺跡に行くなら以下のようになります。
 タクシー Bz$100150(往復代+遺跡滞在2時間)
 ツアー Bz$350400(往復代+遺跡滞在2時間+入場料+ガイド)
入場料は、観光客ならBz$10ベリ(Bz$=ベリーズドル)です。
タクシーをチャーターする場合は四駆の山道対応の車を選びましょう。
セダンタイプで行けば、道中にトラブルに巻き込まれる可能性大。


遺跡は車で1時間もかからずに到着します。
入り口で入場料を払ったら、自由に散策してください。
事務所にLetterサイズの地図が貼ってあるので、それを写真で撮っておくと散策中に便利。
遺跡に加えて、散策路もあるので時間に余裕があれば散策路もどうぞ。
ここの遺跡は、知名度の割りに規模が大きいです。知名度が低すぎかな?
ただ、ほとんどの遺跡が土に埋もれているので、遺跡をしっかり見たい人には残念。
四方を土の丘で囲まれたプラザ(広場)は、遺跡が見れないが雰囲気はしっかりと味わえる。
遺跡が露出している部分や発掘されている部分も一応あるので、探してください。
ほぼ土の中にある遺跡群のおかげで、遺跡が少しでも見れると感動。
エル・ピラールは遺跡をメインに考えるより自然散策をメインに遺跡も楽しめると考えると
一般の観光客もそれなりに楽しめるのではないでしょうか?





 

今月の遺跡訪問者数は我々を入れても20人に達していません。
エル・ピラールがもしメキシコにあったのなら、発掘と修復が本格的に行なわれて、
観光客を十分に集めれるぐらいの観光地になるであろう。
埋まった観光資源を掘り起こさないのがベリーズらしいと言えばそうである。


 

ベリーズに滞在できる期間は2ヶ月、行きたい遺跡はあと3つ。
行きたい場所はまだたくさんあるけど、とりあえずマヤ遺跡だけは押さえたい。