#2は5月の前半の2週で無事?に終了。
だいぶ訂正を加えた後の授業内容を紹介します。
#1はEcosystemをトピックにしました。
#2はLitteringをトピックにしました。
#3はもう終わりですが、Litter problemsがトピックです。
#4は夏休みに向けて、Sustainabe livingをトピックにしてます。
授業の構成は、
(1)前回授業の簡単な復習
(2)ゴミの区分
(3)ゴミの分解時間の解説、クイズ、補足説明
(4)ポイ捨てに対する意識調査と問題提起
(5)アンケート
授業目的は、
・ポイ捨て行為を自覚させること
・ゴミには種類があることを知ってもらう
・ゴミはすぐに無くならないこと
(1)復習
簡単に前回学んだことを質問。
答えれる子が少なかった。
特にメインだったEcosystemと言う単語さえ怪しい。
イースターを挟んだせいで1ヶ月ぐらい空いたから仕方ない。
(2)ゴミの区分
区分の仕方は正直言えば色々あると思う。
今回は大きく、自然材料と人工材料の2つに分けた。
人工材料をさらに、有機(プラスティック)、無機(セラミック)、金属の3つに分ける。
※学生時代、この3つから有機材料を専攻した。
自然材料と人工材料(有機、無機、金属)の4つ細分化した後に、
子供達にゴミのカードを見せ、どこに属するか質問。
子供たちの正解率はひどく想像以上だった。
ダンボールを人工材料と答える子が多発したがまあ分かる。
でもダンボールが有機、無機、金属に当てはまらないと困惑。
なかなか自然材料と認識できないみたい。
ダンボールは木から出来ているから自然材料だと言うと納得。
スポンジは難題で金属、無機との答えが多かった。
|
ゴミカード |
(3)分解時間
まずは分解時間について、落ち葉のケースを使って説明。
ゴミが分解することは分かってくれた。
その後の分解時間は滅茶苦茶。
落ち葉なら数時間とか数日と短い答えが多かった。
念押しに落ち葉のケースを説明した後にクイズを開始。
先ほど区分したゴミカードを子供に見せて、答えさせる。
学校によって沈黙になったりうるさかったりした。
でも慣れてくれば、いい感じに盛り上がった。
どんなゴミでも数週間、数ヶ月の答えが多かった。
いくつか問題をこなす中で、段々と答えが近づいた。
自然材料に対し数週間、人工材料で対し数十年、数百年と言い分けてくれれば成功。
中には全く逆の答えを言う子もいた。
クイズの後に、横線を引き、時間軸とした。
各ゴミの分解時間を時間軸上に線を引っ張り、関係性を分かりやすくした。
子供達に分解時間に関して気づいたことを言ってもらう。
以下の答えが出れば、成功で最後の解説を加えた。
『人工材料は自然材料に比べ、分解時間がとても長い』
|
板書 |
(4)ポイ捨て問題
ポイ捨ては悪いことか良いことか質問。
また、今までにしたことがあるか質問。
生徒はポイ捨てが悪いことだと分かっていても、ポイ捨てをする。
その原因を答えさせる。
怠惰、簡単、ゴミ箱がない、みんながするという答えが返ってくる。
今回はポイ捨てをやめさせるのが目的ではなく、
ポイ捨てが悪いことであり、原因も分かるのに行なってしまう現状を認識させること。
その上で、これは大人を始めみんなが行なっている悪い習慣であると伝える。
ポイ捨ての対応策は、ゴミ箱に捨てるか、見つかるまでキープすること。
簡単なことなのに何故みんな出来ないのか、両親に聞いてと言い終了。
|
合同クラス |
(5)アンケート
今回は前回の2種類の良い点を取り入れ1種類のみ作成。
授業評価とふりかえりの項目があり、ふりかえりに重点を置いた。
授業評価は当然後半になるほど良くなった。
アンケートの集計は帰宅後に行なうが、2週間で400枚を越えるのでシンドイ。
しかし、子供が何を理解して、何がまだ分からないか見えるので必要。
|
タイトルが間違ったままのアンケート |
2011.05.27 金曜日 9:15