2012-09-26

泥掛け合戦?

今月の上旬にベリーズシティーにて泥掛けパレードがありました。
今月はSeptember Celebrationと言うことで、イベントが目白押しでした。
と言っても、タレントショーやバンドフェス、ドラムフェスなど珍しくないイベントが多い。
中にはキャンセルになったイベントもいくつかあった。
多々あるイベントの中で泥掛けはベリーズで珍しいイベント。
泥掛けできると聞いて、ワクワクドキドキ。
田植え前の田んぼにヘッドスライディングをするぐらい汚れるだろうと覚悟して戦地に赴きました。

ちなみに泥賭けイベントの正式名は、J'ouvert Paradeです。
名前だけだとピンと来ないので、去年は参加しませんでした。
今回の被害状況は以下な感じです。
思ったよりも被害なし。
かなり期待をしていたので、中途半端な汚れ具合にがっかり。
でも盛り上がりは凄かったです。歩きならダンス!!
 
 





 


自分の想像では、指定地域で激しい泥掛け合戦が行なわれると思っていた。
過去に参加した人が少ない上に大した情報が残ってなかったので夢が膨らんだ。
実際は、街中をダラダラ歩くのみで、大して汚れない。
泥は1台の車が運んでいて、一般の人はチョコレートソースを持参している。
泥を運ぶ車を襲撃すれば泥が得られるし攻撃も食らうが、襲撃しないと暇。

今回参加して反省したことは、情報を正しく手に入れること。
泥掛けを満喫するためには正しい情報と万全の準備が必要。
遊びを楽しむには、遊びを熟知せねば!!


最後に、J'ouvert とは…
このカーニバル/パレードはカリブ海諸国で行なわれています。
ウィキぺディ情報だと中米7カ国のうちベリーズのみ。
国によって異なるけど、基本は早朝に音楽を流しながらペインや泥などをかける。
植民地時代に奴隷がカーニバルで自由を求めて表現したとのこの。(詳細不明)
詳しくは英語のウィキペディアなどを参照ください。

Fireworks in OW

独立記念日の9210000に花火が揚がりました。

今年のオレンジウォークの花火は去年よりもパワーアップ。
30分の間、数は少ないけど休まず花火が揚がり綺麗でした。
最後のフィナーレも格好良く決まり、いい思い出ができた。
(写真に写っている観覧車は移動遊園地の高速観覧車です。ベリーズの観覧車は絶叫系です。)







 
 
 
今年の花火はどこ産か不明?
去年は同僚がグアテマラまで花火を取りに行ってました。
ベリーズではもちろん花火を作っていないのでよその国に頼らないといけない。
ベリーズで打ち上げ花火や手持ち花火が売っている店はほとんどない。
だから、久しぶりに花火が見れると分かれば逃すわけがない。
 
 
日本では花火と言えば夏。
でも、ベリーズは年中夏のような国だから、花火に季節感はない。
花火は特別な行事か大きなイベントでしか見るチャンスがない。
たぶん今回の花火がオレンジウォークで見る最後の花火。
イベントが終わるたびに、もう見る機会はないのかとしみじみ思う。
 
 
地元の人に日本が恋しくないかと聞かれるがベリーズを離れるこほうが寂しく思う。

2012-09-15

パレード in ベリーズシティー

先週は旧首都ベリーズシティーでパレードを見てきました。
見ているだけでぐったりするほど炎天下。
その炎天下にも関わらず、パレードに参加している方々の体力に感心。
独立記念日が近づくにつれ、イベントがどんどん増えてきます。
 
 









 
 
最近、生徒に独立記念日がいつなのか聞かれました。
あと、いつ建国を祝うのかも聞かれた。
独立記念イベントが多い時期ならではの質問。
当然、日本に独立記念日はない。
建国記念日はあっても、国中をあげて祝うようなイベントもない。
日本人にとって日本はもともとある存在だから、祝うほどありがたくはないのかな。
 
ベリーズのように自分たちの国を祝う人たちにとって、日本のように自分たちの国を祝わない人たちはどのように見えるのだろうか?

2012-09-12

学校巡回再開

先週より新学年度がスタートしました。

今回も5つの小学校を巡回して環境教育を実施します。
受け持つクラスは2週間で14クラスなのでそんなにも大変ではないけど、
1日だけ5クラスを授業する日があるので、この日は憂鬱。
他に、毎週金曜日に美術工作クラブが1つ。
リサイクル工作が隔週で4クラスを受け持ちます。
これとは別に毎週土曜日の朝に図書館で少女クラブのお手伝いがある。

文章にしてみると大変そうに見えるけど、
カレンダー上で見ると空き時間がいっぱい。
もし自分にやる気があるなら、
昔に断られた2校6クラスに加えて、活動範囲にある巡回していない学校2校3クラスを受け持つことも出来る。
また、今のターゲットは小学校5年生のみなので、そのターゲットを4年生まで広げれば、
受け持つクラスはもっと多くなるし、環境教育の普及に役立つ。
でも、熱心じゃない自分はそこまで頑張りません。
未だに、人の前に立つことも人に何かを教えることも好きではない。
好きでないことは精神的に疲れるので、自分を甘やかして、巡回するクラス数を抑えています。
元研究職としては、人とあまり関わらない仕事が大好きです。


残りの任期は4ヶ月を切ってしまったけど、やりたかったことが全然できていない。
このまま、何もしないでのんびりと日々を過ごすのか、頑張るのか?
とりあえず、ある企画書を持ってある団体に乗り込んできました。
今度マネージャーと話して話が通れば、一つまた成果が出る。
最近、ワークショップやイベントをするたびに思うのは、
自分のために行なっているのではないか?と言うこと。
成果がなければ情けないから、成果作りに頑張っている最近。
一部の人はもちろん喜んでくれるけど、全体の利益になっているのかどうか?


4ヶ月はとても短い。
最後の4ヶ月をどう過ごすか。
人に自慢できる成果の残すのか。
人に自慢できる成果の代わりに今の生活を楽しむか。
英語とスペイン語の勉強を全くしていないけどいいのか。
この1年8ヶ月を振り返って、自分は変わらずサボり好きだ!!

2012-09-05

ユカタン半島旅行

7月にメキシコに12日間も行ってきました。
今回の目的はマヤ遺跡巡り。
今年はマヤ2012です。(マヤカレンダーで言う終末の年)
とは全く関係なしで、ただマヤ遺跡が好きだから。
 
 
 
今回はユカタン半島をメインに旅しました。
日本でも有名なチェチェンイツァーを始め、
エズナー、ウシュマル、コバ、トゥルムを回りました。
本当はウシュマルから近い、通称Ruta Puucと言われるカバーなどの遺跡も行きたかった。
旅行をしていてつくづく思うのは日本のガイドブックの情報量の無さと間違い。
日本のガイドブックは写真で誤魔化して、内容がなく役に立たない。
一応、参考にはしているけど、鵜呑みにすると残念な目に遭う。
 
メキシコのマヤ遺跡は有名どころもそうでないところも立派な建造物が残っていて驚かされた。
その一方で、遺跡の保護などがしっかりしているために興ざめだった。
ベリーズのマヤ遺跡は野趣に富む敷地の中にあるのに対して、
メキシコのマヤ遺跡は整然と整備された公園の中にある。
メキシコの遺跡を見て回ると、遺跡を再現したテーマパークや屋根のない博物館にいるような錯覚に陥る。
遺跡巡りは遺跡を見るだけでなく、その空間の雰囲気を味わいたい。
そういった意味で今回旅したいくつかのマヤ遺跡は残念だった。
 
一番がっかりしたのは、チェチェンイツァーとトゥルム。
広い範囲に立派な建造物がたくさんあり、よその文明の影響を受けた彫刻など見れて面白い。
でも、至るところにロープが張られていて遺跡に近寄るどころか、歩く場所さえ指定されている。
チェチェンイツァーは敷地内に露店や行商人が多く、気分良く遺跡巡りに没頭できない。
トゥルムは綺麗な海に面した遺跡で、絵的に素晴らしい。
遊歩道で区画整備された敷地はモニュメントがたくさんある公園みたいで残念。
 
逆に楽しかったのはコバ遺跡。
知名度は低いけど、野趣溢れる遺跡と珍しい形式の建造物。
敷地内をサイクリングして回るのは新鮮味があって面白かった。
近くには素晴らしいセノテもあり大満足。
 
次はカラクムル遺跡に行きたい。
ベリーズからならチェトマル、そしてカラクムル遺跡とアクセス的にはそんなに悪くない。
ただ遺跡を見て回るにはタクシーをチャーターしないといけないのが大きな出費。
マヤ遺跡巡りが好きな人が近くにいたら、割り勘できるのに残念。
でも、今行かないと日本からは遠い!!
 
 






 
 
それにしても遺跡の入場料は高い。
ユカタン州の遺跡は州に収める税金が入場料の倍以上する。
他の州なら500円前後で入れるのに、ユカタン州のみ1500円前後もする。
京都の寺の拝観料並みに大きな出費。

2012-09-04

Sassy Girls #2『ダンボール織り機』

Sassy Girlsの2回目は『ダンボール織り機』。
ダンボール織り機を使って、古着でマットを製作しました。










 

ダンボール織り機は、同期の人からこっそりと拝借したアイディア。
ベリーズに来る前の研修で同期が講義中にダンボール編み機を使っていたのが、
ダンボール編み機との始めての出会い。
簡単に織物が出来るとは衝撃だった。そして同期が講義中に織物を始めるのも驚き。
いつか実施しようと思っていたので、今回はいい機会になった。
このワークは大人からも子供からもかなりの高評価を戴いた。
現地の人の評価はいつも予想が出来ないので、実施するまでは不安。

それにしても、先週は水、木、土と3回も異なる手芸を教えるとは思わなかった。
自分の職種が何なのか分からない方向に進みつつある。

Sassy Girls #1『ペーパービーズ』

先月より、図書館で活動するSassy Girlsのお手伝いを始めました。

図書館と言えば、1年前にサマーキャンプのお手伝いをさせてもらいました。
それ以来、得意な怠惰のせいで関係が途切れてました。
それが先々月に、たまたま図書館の責任者に会う機会があり、
「私たちを忘れられた。」「全く連絡くれない」と軽く皮肉を言われました。
そして、お手伝いの依頼を受けました。
図書館では音楽を教えたり、読み書きを教えたり、色んな活動が行なわれています。
その中から、地域奉仕と環境保全を軸にしているSassy Girlsのお手伝いをすることにしました。

Sassy Girlsとはもちろん女の子のグループです。
最初、話を聴いた時は日本のガールスカウトを思い浮かべました。
地域奉仕と環境保全のアイディアを色々と考えたけど…


とりあえず、初回は『ペーパービーズ』を作りました。
ブレスレットを作って、イベントの多い9月にブース販売すれば、
今後の活動資金を得られると目論んだが、目論見で終わる。









今後のプランを考え直さないといけない。
色々と問題はあるけど、一番の問題は毎週土曜日10時から活動があること。
土曜日はそんなに早く起きれないし、毎週アイディアを考えるのも億劫。
怠惰好きな自分にとってメンドイ仕事を請けたが、今年限りの話。
それに新しい助っ人が入ったので、楽が多少出来る。